未熟者の哲学語り

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職業:大学生、趣味:哲学。そんな男のはけ口のブログ。

人を愛するとは受容すること。高望みしてしまう人はコレを読め

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結婚相手への理想が高く、なかなか結婚できない人って多いですよね。


そういう人は、少しでも相手と合わないところがあったり、好みとずれていたりすると、相手に対して満足感を得ることができないのでしょう。理想を求めるがあまり、相手の欠点にばかり目がいってしまうわけです。


でも、それってすごい損していると思いませんか?


この広い世界で何十億といる人間のうち、自分の理想に近づける人が何人いるのでしょうか。そんな数少ない人を探すよりも、どんな人でも愛せるような心を持つ方が断然楽だと私は思います。



 

恋愛の仕組み

そもそも、男性と女性が恋愛をする際には、それぞれどのような思考を行なっているのでしょうか。普通に考えれば、恋愛をするということは次のような流れを指すと思います。

 

相手を好きになる

   ↓

交際したいと思う

   ↓

相手からの好感度を上げる

   ↓

相手から好かれる

   ↓

互いの意思を確認する

   ↓

交際する

 

いろいろと省略して書きましたが、だいたい上のようになるでしょう。この一連のプロセスを達成することができれば、晴れて交際することになります。


恋愛漫画なんかでは、このプロセスを膨らますことで話を作っています。

 

恋愛で一番重要なこと

前の項で恋愛の流れを示しましたが、その中でも特に重要なものがあります。それは、「相手を好きになる」という箇所です。

 

「好きになる」のが重要である理由は、それが恋愛において最も初めに存在する大前提だからです。


ここで、それを理解するために、もう少し「好き」について考えてみます。


まずはじめに、人はどんな人を好きになるのでしょうか。容姿がいい、地位が高い、お金をたくさん持っている、という人が好かれる傾向にあるのは間違い無いですよね。つまり、人を好きになる基準は、相手のステータスが高いかどうかであると考えられます。

 

さらに、この基準をより詳しく書くと次のようになります。

(自分と同等、もしくは自分よりも)ステータスが高いかどうか

相手のステータスの高さは、必ず相対的に判断されるということです。他の人が相手のことをいくら「素敵だ」と褒めても、自分が自分のことを「相手よりも、もっと素敵だ」と評価しているならば、その相手を好きにはならないでしょう。

 

人類の誰もがこうした恋愛観を持っていることを考えると、次の法則が成り立つことも自然と理解できると思います。


「恋愛は同じレベルの者同士でしか起こらない。」


残酷なようですが、これが真実です。綺麗なリンゴと腐ったリンゴがあったら、誰だって綺麗なリンゴを食べるでしょう。自分よりも価値の無い人間を誰も選ぼうとはしません。

 

恋愛がうまくいかない人の中には、自分に対して過度な評価をつけるプライドが高い人が多いです。そういった人は、一番最初のステップの「人選び」でミスすることになります。分不相応の相手にいくら恋い焦がれても、そんなものはそもそも恋愛ですらありません。

 

相手を高望みしてしまう人

 恋愛や結婚の相手を高望みしてしまう人は、次のような考えを持っている人が多いです。

「恋愛なんて結局は妥協だよ。どの程度の相手までなら自分に見合うか、それを見極めるゲームと言ってもいいかもね。」

 

妥協という考えを持ち出すことで、「理想の恋愛相手を諦めて、現実に恋愛できる相手を選ぶ」という努力は見受けられます。


先ほど、「恋愛は同レベルの人としかできないから、自己評価を上げすぎるのはダメだ」ということを述べたので、この考えは良いことなんじゃないかと思う人がいるかもしれません。


しかし、こんな風に考えてる人はその時点で既に、「相手を高望みしてしまう」危険性を持ってしまっています。


なぜなら、今まで前提としてきた「恋愛相手をステータスで判断する」という考え方自体が良くないものであるからです。


こうした俗的な考えを持ったままでは、恋愛による本当の幸せは一生得ることができません。たとえ交際や結婚ができたとしても、せいぜい妥協の幸せしか得られないでしょう。

 

愛の本質は受容すること

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人を愛するということは、相手の長所にだけ目を向けるというものではありません。愛とは、相手の短所も含めて全てを受容することを言います。

 

相手の長所だけを受け入れて、短所を直してもらうというのは本当の愛ではないのです。そんなことをしていてもキリがありませんから。どんどん高みを望むばかりでは、一向に満足感を得られないでしょう。


必要なのは相手を一個人として受け入れることです。全てを受け入れて初めて、相手と対等な関係になれます。


また、こうした寛容な精神は豊富な経験がないと得られません。本当の恋愛をしたいなら人生経験を積むことが一番の近道です。


人は様々なことを経験をする中で、自分とは異なる多様な価値観に触れていき、恋愛相手の許容範囲が広がっていくのです。

 

つまり極論を言えば、経験を積むことで人は全人類を愛することができるようになるということです。


頑張ってそれに近づけるようになりましょう!