未熟者の哲学語り

知識ゼロだが「哲学」で幸せになるわ

考える。ただ、考える。

HSPの生きづらさは大体が「自信の無さ」に起因している

どうも、ハイネスです。

 

私は、地球上で2割の人が該当するHSP(ハイリ―・センシティブ・パーソン)と呼ばれる敏感な人のうちの一人です。

 

↑この記事でもHSPについては触れたのですが、今一度HSPとは何なのかということを知ろうと思いHSPについての本を読んでみることにしました。

 

私が選んだのは「『敏感』にもほどがある」というタイトルの本です。

HSPの症状を強みにする系の自己啓発本よりも、HSPの日常が書いてあるような本が読みたかったのでこの本を選びました。

 

以下、感想と考察を書いていきます。

 

 

「『敏感』にもほどがある」の内容考察

この本の著者である高橋敦さんは、実際にHSPの症状が出ている方でHSPであることを自覚しています。

したがって、この本「『敏感』にもほどがある」はHSPである高橋敦さんの日常をまとめたエッセイ漫画になっています。

 

本書の内容は大きく3章に分かれていて、

  • 第1章 困った日常
  • 第2章 困った人間関係
  • 第3章 ボクの対処法

の3つで構成されています。

 

それぞれの章のタイトルを見ると分かるように、本書の著者は基本的にHSPの過ごす日常を"困ったもの"だと捉えています

最後の方にちょろっとHSPの利点のようなものを挙げていますが、全体の内容としてはほとんどがHSPのネガティブな面を紹介して、それをどう避けるかというものになっています。

 

HSPの利点も具体的なものは一切なく、しいて挙げるならという姿勢の抽象的なものがほとんどです。

短所を長所に変える王道な自己啓発というよりも、非HSPにHSPが日常で感じている辛さを知ってもらい、HSPに自分だけじゃないという共感を抱かせてストレスを減らす、というHSPの広報本だと捉えた方がいいでしょう。

 

実際、この本の著者が感じている辛さは共感できるような箇所がいくつもあります。

 

例えば、「人といるだけで疲れる」「現実的じゃない」「居場所が見つからない」といった要素です。

このように、対人のコミュニケーションから一人でする作業に至るまで、HSPはいくつもの障害を抱えています

 

正直言って、挙げようと思えばいくらでもネガティブな面を挙げることができると思います。

この現代において、いやもしかしたら全ての時代のこの"世界"という枠組みの中において、HSPは非HSPのように気ままに生きていくことはできないのかもしれません。

 

「HSP  ✖  自信がない」が生み出すの連鎖

おそらく、HSPと呼ばれる人たちの中には自信のない人が多いと思います。

 

自信を得るためにはたくさんの成功体験が必要ですが、社会や学校で評価されない気質を持つHSPが成功体験を積み上げるていくのは容易ではありませんから。

 

実際、私も全く自信がありませんでした

人とのコミュニケーションが苦手で周りの人全員に対して劣等感を抱いていたし、そもそもちょっと成功したところでネガティブな思考が強すぎるせいで自信が付くことも全くなかったです。

 

そして辛いことに、HSPの人が一度自信を失ってしまうと負の連鎖にはまってしまい、自信の無さから抜け出せなくなってしまいます。

HSPの持つ敏感でいろんなことを考え過ぎてしまうという気質のせいで、自信のない人はより自信のない方向へと進んでしまうのです。

 

さらに、本来長所と短所を兼ね備えているはずのHSPの敏感さを、ネガティブにしか捉えられないようになってしまいます。

これはかなり深刻な問題です。せっかく日常の生きづらさと引き換えに驚異的な思考力を手に入れているのに、その長所をどぶに捨てて短所だけを磨いてしまっている状態ですから。

 

HSPの生きづらさから脱出するためには、まず自分の長所を認識するところから始める必要があります。

 

HSPの個性を生かす=哲学者になる!?

これは私の持論になってしまうのですが、HSPがその個性を生かそうとすると最終的に"哲学"に行きつきます

 

そのHSPそれぞれが抱いた"哲学"を思想に向けるのか、はたまた芸術に向けるのか、昇華する方向は分かりませんが、HSPが自分なりの哲学を持ってしまうということだけは確実に言えます。

 

正直言って、HSPが持つ「敏感さ」は日常を普通に過ごす上では全く役に立たないし、より良く生きようとすると障害にしかなりません。

その敏感さを活かそうと思うなら、日常のつまらないことも含めた全ての出来事について徹底的に感じて考え抜き、何かしらの思想を昇華させるしかないです。

 

そして、「思考は現実化する」という言葉のように、その自らが生み出した思想を現実世界へと反映させることで、HSPはより良く生きることができるのだと思います。

 

 

 

それではHSPのみなさん、

私と一緒に頑張って生きていきましょう!