未熟者の哲学語り

人間の人間による人間のためのブログ

性別:男 年齢:20 趣味:哲学。「考えることが人の成長につながる」をモットーに、日常の疑問について考えていきます。

【スパイダーマン】新旧3部作をキャラクターごとに比較解説する!

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映画『スパイダーマン・ホームカミング』により、スパイダーマンもついにアベンジャーズ入りを果たしました。今後のピーター・パーカーの活躍も気になるところです。

 

しかし、皆さん忘れていませんか?

ピーター・パーカーは1人じゃありません、3人います。

映画『スパイダーマン』は今までで二度リメイクされていて、『ホームカミング』は三作品目にあたります。

 

今回は、(初代)スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『スパイダーマン・ホームカミング』の三作品を紹介します。

それぞれの特徴や面白さを伝えられたらと思います。

 

 

(初代)スパイダーマン』

映画『(初代)スパイダーマン』の初公開は2002年。今より、17年前とかなり昔の作品になっている。しかし、私には「初代こそ至高」という強い信念がある。

 

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【主人公】ピーター・パーカー

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クモの力を得る前は、科学だけが取り柄の冴えない童貞。三作品の中で最も不遇な人生を送ることになる。コロンビア大学を見学した際に、逃げだした一匹のハイブリッドクモに噛まれ覚醒する。

ヒロインのMJには6歳の時に一目惚れした。好きすぎて、初告白の時にポエム*1を送ってしまう。しかし、MJと正式に付き合うことになるのは『スパイダーマン2』の一番最後。自分の性欲よりも彼女の身の安全を優先する、ストイックチェリーボーイであることが物語の節々から伝わってくる。

純粋な正義を掲げてヒーロー活動を行っており、困っている人を見過ごすことができない。悪党が出現した際は必ず捕まえに行くため、私生活に支障が出まくっている(バイトで毎回遅刻する、大学の講義に出られない、彼女との予定をドタキャンする、etc.)。敵に知られて危害が加わる可能性があるので、身バレには異常なほどに警戒している。それゆえ、ヒーロー活動による周りの人とのすれ違いが多い。でも、我慢しちゃう。まさに、自己犠牲の鬼。

ピーター「大いなる力には大いなる責任が伴う。僕に与えられた力は僕を呪い続ける。」

 

【ヒロイン】メリー・ジェーン(通称:MJ)

「この地球上に男が何人いるか知ってる?………35億ゥ」を地で行き、常に彼氏の絶えない恋多き女。作中で付き合った男性の数は合計4人。映画3本の内に男性経験4人って何それ、セックスアンドザシティかな。自重しろよ、ピーターが可哀そうだろ!

なお悪い男にも好かれる模様。ほんとによく襲われる。スパイダーマンに救われた回数は計5回。『スパイダーマン』界のピーチ姫を自称する(してない)。

MJ「あたし女優です」

 

【メイ叔母さん】

『スパイダーマン』と言えば、切っても切り離せないのがメイ叔母さん(見た目は完全におばあちゃん)。 両親のいないピーターを育ててくれた優しい母さん的立ち位置。登場回数は多いけど、存在自体はまあ空気だよね。

実は、三作品の中でスパイダーマンの敵による実害を受けたのは初代だけ。

ベン叔父さんは早々に退場するから書かないよ(^-^)

 

【親友】ハリー・オズボーン

主人公ピーターの親友ポジであり、軍事会社オズコープの社長ノーマン・オズボーンの息子。ちゃらついた性格をしていて、真面目なピーターとは良いコンビである。

父の死後、スパイダーマンへの復讐心を燃やす。しかし、スパイダーマンの正体がピーターだと知った後も、なんだかんだ許しちゃうあたり良い奴だと分かる。

 

【敵】

・グリーンゴブリン

正体は、ハリーの父親ノーマン・オズボーン。元々は理性的だが、筋力増強の血清を自分に射ったことで凶暴になってしまう。グライダー、爆弾、ミサイルなどを駆使して戦う。

スパイダーマンをせっかく捕まえたのになぜか自分で逃がしてあげちゃう、おっちょこちょいな一面がある。最後も、自分のグライダーに貫かれて死んじゃう、おっちょこちょいな子。 

 

・Dr.オクトパス

科学者であるオクタビアス博士。疑似太陽を作る研究をしていた。しかし、体に取り付けた補助アームの人工知能に人格を乗っ取られてしまう。

最期は正気を取り戻し、暴走した疑似太陽と共に川底へ沈む。

 

・サンドマン

フリント・マルコ。娘の治療費のために強盗し、娘に会うために脱獄した。逃げ込んだ素粒子実験場で分子分解されてしまう。起きたら砂男になっていた。

娘のためとはいえ強盗はダメだろ…

 

・偽黒スパイダーマン

エディ君。かませ役。さいごは爆散。

 

総括

これは三作品に共通して言えることだが、映画『スパイダーマン』では本質的な悪人は1人もいない。スパイダーマンの敵であっても、大体は薬や怒りで錯乱状態になり暴走してしまっただけで元々は善良である。

『(初代)スパイダーマン』を一語で表すとすると「人間関係」。戦闘描写ももちろん素晴らしいが、それ以上に登場人物たちの繊細なやり取りが光る。恋愛、友情、仕事(ヒーロー活動)という人間の抱えうる三大苦悩がすべて詰め込まれており、ピーターの生き様から人生のいろはを学べる。ヒーロー映画でありながら、話しの内容が評価される映画である。

 

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アメイジング・スパイダーマン』

2012年公開の映画。興行収入が低く、内容も賛否両論だったらしい。個人的には、前作と比べてしまい内容の評価は低い。

 

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【主人公】ピーター・パーカー

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冴えない童貞だった初代ピーターに比べると、割とノリノリな性格をしている。クモの力を得てからは、もうやりたい放題。大衆の前でも彼女に平気でディープキスをかます。

クラスメートのグウェンには、早々にスパイダーマンであることを告げ初キスを迫り付き合うことになる。正体を明かすことに躊躇いが無さすぎるだろぉ。恋愛は相手に気づかわず、自分の本能を優先するタイプ。グウェンのお父さんには死の間際に「娘に近づくな」と言われるも、即効で約束破る。グウェンがイギリスに留学に行くと決まった時は、付いていくとぬかす。ストーカーかな?

ヒーロー活動においては、正義のためにやっているとは到底思えない。スパイダーマンが陽気だという原作設定を差し引いても、悪党の前であそこまでふざけた態度を取れるものだろうか。初代ピーターのもとで三か月くらい教習を受けてから出直してもらいたい。

 

【ヒロイン】グウェン・ステイシー

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大正義エマ・ストーン。皆が『バードマン』や『ラ・ラ・ランド』で注目し始めた中、私はきちんと『アメイジング・スパイダーマン』から熱視線を送っていたぞ。ブロンドヘアーでありながら日本の黒髪ロングを想わせるあの清廉さは本当に素晴らしい。もっとmarvelに関われ。

作中では、持ち前の可憐さに加えて頭脳明晰という側面も垣間見える。めっちゃかわいくて頭もよくてかわいい。かわいいいいいいいいよおおおおお(語彙力

 

【メイ叔母さん】

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初代よりも少し若くなる。脱白髪でなんとかおばあちゃんルックスを抜くことに成功する。

語ることが無い。重要そうなポジションなのに本当に空気。

 

【親友】ハリー・オズボーン

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デイン・デハーン君。私男だけど顔すごい好き。生まれ変わったらこんな顔になりたい。

作中での扱いはかなり悪い。オズボーン家に伝わる遺伝病に苦しみ、煮え切らないスパイダーマンに振り回される。ピーターとの感動の再開から闇落ちまでの流れが速すぎて、逆に笑えてくる。これもう親友枠じゃないでしょ。

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↑元気なハリー・オズボーン君が見られるのはココだけ

【敵】

・トカゲ男

正体は、科学者のカート・コナーズ博士。『スパイダーマン』シリーズおなじみの、研究を急かされ自分に血清を射ち凶暴化してしまうパターン。全人類トカゲ化というなかなか恐ろしい計画を狙っていた。

 

・エレクトロ

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オズコープ社員のマックス・ディロン君。もともとは熱烈なスパイダーマンファンだったが、自分を捕まえようとするスパイダーマンを見て愛情が憎しみに変わる。いわゆるヤンデレ(でれるとは言ってない)。

能力が目覚めたきっかけは大量の電気魚に噛まれたこと。電気を操り電気そのものになることもできるという、厨二心をくすぐるキャラクター。後半のスパイダーマンとの闘い方は完全にレッドホットチリペッパー(ジョジョ四部参照)。

 

・グリーン・ゴブリン

親友ハリーのなりのはて。オズコープ社の謎技術を駆使して多彩な攻撃をしかけてくる。

『スパイダーマン』の悪役は一度捕まると改心する傾向にあるが、ハリー君は刑務所からでもスパイダーマンにちょっかい出しまくる。やっぱり、親友枠なんだよなあ。

 

・ライノ

ハリーからスパイダーマンへの刺客。高性能スーツに犯罪者を搭乗させている。

リアルタイム視聴勢からすると『アメイジング・スパイダーマン2』への不満点の一つ。テレビCMではエレクトロやゴブリンと同列で扱われるくせに、本編では最後の3分にしか登場しない。あいつはまだ出ないのかとソワソワしていた私の時間を返してほしい。

 

総括

前作から5年空いたこともあり、スーツのデザインやウェブシューターの設定が近未来的に変わっている。映像としては、より違和感のない仕上がりに。

ただ、ストーリーには文句を言わせてほしい。特に、『アメイジング・スパイダーマン2』にだ。あれは、何だ。もう続編が作れないからと諦めたのか?露骨な「俺たちの戦いはこれからだ」エンドにまでして。しかも、大正義ヒロインのエマ・ストーンまで死なせてさぁ。ほんと何なんだよ。バッドエンドの喜びを知りやがって。許さんぞ。

 

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『スパイダーマン・ホームカミング

marvel系列(アベンジャーズ)への参入を目指して一新された『スパイダーマン』。そのため、主作品よりも先にアベンジャーズ入りを果たしている。ブラックパンサーも同じ境遇。

 

【主人公】ピーター・パーカー

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演じている俳優はトム・ホランド君。他2作品のピーター・パーカー役が30歳なのに対して、トムはぴっちぴちの20歳。成長期のキッズ感が半端ない。

トニー・スタークの大ファンであり、スーツ(数百万ドル)はトニーから貰った。ヒーロー活動もトニーに認められるためにやっている。

『スパイダーマン・ホームカミング』は、トニーとピーターの師弟関係ありきの物語である。

 

【ヒロイン】リズ

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スタイルの良い女の子。ピーターよりも伸長が高い。

ピーターとはイイ感じの雰囲気になるが、ヒーロー活動によるすれ違いでなかなか進展せず、結局はリズの転校で離ればなれになる。

恋愛がうまくいかないのがスパイダーマンのスパイダーマンたる所以なのかもしれない。

 

【メイ叔母さん】

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メイ叔母さん完全体。作を重ねるごとに若返ってきたメイ叔母さんだが、ついに"美人"という属性が付与される。何この可愛いおばさん、正ヒロインかな?

ピーターを女手一つで育て上げる逞しさと、人としての道徳を大事にする芯の強さを併せ持つ。まさに、美しさと力強さを兼ね備えた現代の理想の女性像である。

タイトル『この美しい叔母さんに祝福を!』、主演:メイ叔母さん、でスピンオフどうでしょうか。監督。

 

【親友】ネッド

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親友なのに闇落ちしないネッド君。明るくピーターを支えてくれる。

次回作以降の闇落ちに期待。

 

【敵】バルチャー(翼男)

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リズの父親で機械技師のエイドリアン・トゥームス。 トニー・スタークに仕事を奪われ憎しみの心が爆発する。盗んだ宇宙からの物質を利用して数々の軍事兵器を開発し、トニーへの復讐に向けて力を蓄える。

復讐を決めてからコツコツと8年間も続ける意外と忍耐力のある男。ぽっと出でイキるスパイダーマンよりも感情移入しやすいまである。

再登場に期待。

 

総括

 『スパイダーマン・ホームカミング』のストーリーは、青臭くて未熟なピーターを経験豊富なトニーが指導していくという構成。つまり、間接的なトニー上げ作品。まったく、アイアンマンは最高だぜ!!

 

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↑この子スキ

 

【番外編】名シーン3選

独断と偏見で選んだスパイダーマン名シーンを3つ紹介します。 

 

3位 街が停電【アメイジング・スパイダーマン2】

エレクトロがスパイダーマンをおびき出すためにNYの街を停電させた事件。ヒーローがヴィランと戦っている裏で、一般人が奮闘するという貴重なシーンになる。

身勝手に戦うアメスパのピーターをよそに、人々が協力して障害を乗り越えていく様には感動を覚える。なんだかんだ、ヒーローでない一般市民もちゃんと有能だということがよく分かる。

 

2位 ピーター闇落ち【スパイダーマン3】

黒くなったスーツを身に纏い、ピーターの自信と攻撃性が増える。普段はめちゃくちゃ真面目な初代ピーターが闇落ちする珍しいシーン。スパイダーマンの力をフル活用して、ちょっかい出してきた親友と元カノに復讐する様はなかなかに爽快。

でも、最後はちゃんと自力で元に戻る初代ピーターはやっぱり聖人。

 

1位 電車止め【スパイダーマン2】

やはり、これがぶっちぎりでナンバー1のシーンだろう。これは、初代スパイダーマンが命がけで暴走した電車を止める場面だ。

電車を落下させずに止められるかというドキドキ感もさることながら、乗客のスパイダーマンへの感謝の気持ちがすばらしい。

 

殿堂入り 逆さキッス【スパイダーマン】

老若男女に受けそうなMJとスパイダーマンの逆さキッスは殿堂入り。雨の中というシチュエーションもあり、とても印象に残るビジュアルになっている。

しかし、初代ピーター君は「お礼にフレンチキス」が初キスになった訳だが、それで満足しているのだろうか。

*1:「MJのステキなところは、彼女を見つめると、彼女に見つめ返される。すると、なんだか急に、不思議な気持ちになる、自分がとても強くなったようで、それでいながら弱く感じる。うれしくなり、それでいて怖くなる。正直、どんな気持ちか分からないけど、どんな男になりたいかは分かる。ムリして手の届かないものに、手を伸ばしている感じだ」